フォローアンドリツイートキャンペーンは、Twitterの公式アカウントのフォロー、キャンペーン内容を告知したツイートをリツイートする。という2つの参加条件で、賞品をプレゼントするものです。
当選者は、Twitterのダイレクトメッセージ(DM)で賞品を受け取ることになります。
商品は、全員に当たる場合もあれば、抽選で当たる場合もあります。全員に当たる場合には、デジタルによるスマホ用壁紙やダウンロード用のシリアルコードを配布し、デジタルコンテンツをゲットできる。というのが一般的です。
抽選の場合には、インスタントウィンと呼ばれるリアルタイムで当落の結果が分かるリプライ(応募者のアカウント向けに返信する形が一般的です)が送られ、30-60秒ほどの広告を交えた動画を見た後、結果を確認できます。当選者には、同時にDMで賞品の送付先などを入力するためのURLを含んだ当選メッセージが送られます。これらはすべて自動のシステムで実施されます。
インスタントウィン(リアルタイムでの当落)のシステムを使わず、後日抽選という方法もあります。その場合は、キャンペーン期間が終わった後に応募者(Twitterアカウント)の一覧から当選者を選び出し、DMが送信されます。件数にもよりますが、基本的には手作業で行います。
フォローアンドリツイートは、景表法的にはオープンキャンペーン扱いとなるため金額的な上限を気にすることなく実施ができます。デジタルコンテンツだけでなく、抽選形式を取ることで豪華賞品もキャンペーン予算の範囲内で実施が可能です。
キャンペーンの実施にあたっては、公式アカウントのフォロワー数が相当多い場合を除いて、Twitter広告を活用します。「プロモーション」と小さく記されたツイートをご覧になったこともあるかと思いますが、一般的なツイートに紛れる形でターゲットとなるTwitterユーザーのタイムライン(TL)へ配信され、その後は、キャンペーン参加者によるリツイートで更に拡散されていくこととなります。
フォローアンドリツイートキャンペーン運営側のメリット
一般的なバナー広告、リスティング広告などと違い、アクションを行った人数=参加者数とならないため、SNSらしい拡散を期待することができます。
フォローアンドリツイートキャンペーンに参加する側のメリット
リツイートする人の気持ちになる
そのため、フォローアンドリツイートキャンペーン実施の際には、
・最悪、シャレになる賞品を考える
(実施するメーカーならではの秀逸な限定ジョークグッズ)
・誰もがその情報を知ったら嬉しいであろう内容
(しっかりとしたブランドを持った企業による広告賞品)
・参加者のイメージを良くするキャラクターを使う
(ターゲットとなるユーザー達に愛され、かつ、アンチの少ないキャラクター。
もしくは、一部のTwitter界隈でテッパンのキャラクター)
いずれかを選択する必要がありそうです。
フォローアンドリツイートキャンペーン実施の予算はどのくらい?
中小の飲食店、小売店の場合(100万円)
・キャラクターなし
・賞品は、自社商品、お食事券、Amazonギフト券などを用意
・個人情報は極力取らない
・Twitter広告7-80万円
・目標:3,000フォロワー獲得
中小メーカー、チェーン店舗、直産品など(250万円)
・キャラクターを使うのは難しいが、可能性はゼロではない
・賞品は、自社商品、お食事券、限定グッズ、Amazonギフト券などを用意
・発送品の場合最大で数十件の個人情報を取得する必要(※専門業者へ依頼)
・Twitter広告100-200万円
・目標:8,000フォロワー
全国的に展開しているメーカー、チェーン店舗など(450-1,000万円)
・キャラクターの使用が望ましい
・賞品は、高額なものを少量、安価なものを沢山、限定品など様々なパターン
・賞品の発送方法などは要検討
・Twitter広告300万円〜
・目標:2万フォロワー
フォローアンドリツイートキャンペーンを実施する際に気をつけなければいけない点
フォローアンドリツイートだけであれば購入に付随するものではないため、オープンキャンペーン扱いとなり、特に気にする必要はありませんが、購入に繋がる内容に関してはクローズドキャンペーンとなるため、賞品の価格上限が発生します。
(2)個人情報の取り扱い
個人情報保護法の下、適切に扱う必要があります。もし自社で即席のキャンペーン事務局を立てての実施が難しいようであれば専門の業者に依頼することが大切です。その際も、発送完了まで誰が、どのように個人情報を取り扱うかの流れを事前に確認し、必要あれば予算として盛り込んでおく必要があります。
JIGGERでは、紙兎ロペをはじめとする人気キャラクターとのコラボを通じ、Twitterキャンペーン実施の実績が多数ございます。対象の商品、商材に合わせて、どのようなTwitterキャンペーンが費用対効果を高く実施できるか一緒に考えます。
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