商品カタログ、サイト情報、広報/IRを漫画や動画にしましょう!

説明書や注意書きを漫画で表現する

お客様に対する取扱説明書のうち、最低限、守ってもらわなければならない事項、お客様のお問い合わせで特に多い事項などあれば、現行の説明書に一工夫を加える。または、別紙を使い漫画で伝えるという方法を検討されてはいかがでしょうか。

1. 初めて使うユーザーの気持ちに寄り添った導入マニュアル

教育商材
例えば、教育商材であれば、「テキスト読んで問題に答えましょう」で充分でしょうか。やる気が出た時に、ガーとやって、やる気の出ないときにはサボり、を繰り返していては継続率も下がってしまい兼ねません。

どのような習慣を身につけて取り組めば、どんな成果が得られるか。

この説明書の場合、初めて教材が届いたタイミングよりも、むしろ契約前から受講者と未来のストーリーを共有することを目的にしてもいいかもしれません。


高機能なSaaS製品、日用家電など
SaaS製品(Software as a service)、ネットワークとクラウド上にあるソフトウェアを月額課金で提供されるようなサービスは年々、高度化/複雑化しています。プログラミングを用いなくても、使い方によっては相当なシステムを構築できます。

一方で、高機能な洗濯機や電子レンジなども、設定次第で様々なことが出来ます。

ただし、例外なくこのようなサービスや製品の場合、初心者は「どこをどう設定したらいいのか分からない!」と迷子になってしまいがちです。

  • 最もシンプルな使い方
  • 設定次第で実現できること
  • 詳細の設定方法が確認できるURL、相談先など

を漫画コンテンツとして紹介すると、ユーザーが馴染んでいきやすいでしょう。

2.一コマ漫画で注意喚起する

ストーリー仕立てにするほどではない説明書だとしても、製品を提供するからにはユーザーに一度は目を通してもらわなくてはいけません。場合によっては、ユーザーとの最後のコミュニケーションの場になります。例えば、


浮いたコンセントに埃がたまらないように


といったメッセージも、一コマの漫画(イラスト?)でキャッチーに伝えることで認知を高めることができます。テクニック(裏技?)としては、どこかで見たことのある画風、既存の人気漫画に似た雰囲気にするだけで、その世界観に乗せることができます。

『ドラゴンボール』風、『ドラえもん』風、『島耕作』風、あくまで雰囲気を寄せるだけですが、受け手の錯覚を引き出すことができます。

この記事を書いた人

高澤 邦彦
株式会社ジガー 代表取締役。漫画制作プロデューサーとして、企業や団体の漫画を使ったマーケティング活動の支援を行っている。