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SNS(Twitter)を活用したキャンペーン

SNSを使ったマーケティング施策の中でも、主にTwitterを活用したキャンペーンの企画・実施をしています。Twitterの日本国内でのユーザー数は、およそ4,500万人(2020年7月現在)。他のSNSツールに比べ、キャンペーンを実施しやすい仕組みも魅力です。

 

Twitterの仕組み

自分のアカウント(匿名も可)から、他の人のアカウントをフォローすることで、発信(ツイート)される140文字以内のテキストをタイムラインと呼ばれる画面で受け取ることができます。逆に、自分が発信(ツイート)することで、同じように自分をフォローしてくれている人のタイムラインへ情報を発信することができます。

アカウントは、世界中のだれでも見られる状態のものと、クローズド(鍵付き)のものがあります。クローズドの場合には、フォロー申請し、アカウントの持ち主が許可した人、または相互にフォローし合っている人のみ内容を確認することができます。セキュリティー的には多少の安心はあります。

フォローされたくない人(自分のツイートを見て欲しくない人)がいる場合には、ブロック(フォローの拒否)することも可能です。

ツイートできる内容は、テキストの他、URL、画像、動画、音声、アンケートなど様々。限られた文字数とはいえ、表現の幅はとても広いです。人によっては、自分のツイートに返信する形で連作のように続けてツイートすることで長文のテキストを発信する場合もあります。

受け取ったツイートに対しては、返信や、リツイート(RT)ができます。

返信は、元々ツイートした本人だけでなく、ツイートした人と返信した人の両方をフォローする人のタイムラインにも表示されます。リツイート(RT)は、他の人がツイートした内容を自分のフォロワーにも紹介する機能です。共感するツイートに出会ったときには、自分がツイートするように、自分のフォロワーへ拡散させることが出来るのです。

なぜ、Twitterがキャンペーンに向いているのか。

現在、様々なSNSがありますが日本国内のユーザーランキングによると、

LINE 8,400万人
Twitter 4,500万人
Instagram 3,300万人
Facebook 2,600万人
TikTok 950万人
(2020年6月現在)

とあります。LINEは全世代に対して圧倒的に多くのユーザーを持っています。

ただし、LINEはマーケティングツールとして利用しようとすると、企業側としてはある種の従量課金に似た利用料金がかかるため無計画に「潜在顧客と繋がれるだけつながっておこう」という訳にはいきません。つながった人たちとのコミュニケーション設計も事前にしっかりと練った上で、無駄金にならないよう綿密な運営が必要となります。

Twitterには及ばないものの、Instagram、Facebookもかなりのユーザー数があります。

Instagramは、ビジュアル的にいかに訴求していくかが求められます。商品が多様で、それぞれが魅力的な写真や動画のコンテンツとして発信し続けることが目的な商材であれば向いていると思います。特定の個人(インフルエンサー)のファンが、そのスタイルをフォローして楽しむ、または、ハッシュタグから特定の話題を追いかけるというのが一般的なインサイトに思います。

Facebookは、実名によるリアルなつながりをメインとしたSNSですが、近年、若者離れがさけばれており、オジサンやオバサンたちのツールになりつつあります。また、ビジネスでの活用の際はFacebookページの開設となり、グループのような雰囲気で情報を発信していくこととなります。エンゲージメントと呼ばれる繋がり(「いいね」やコメントを付ける回数など)が深くあり続けない限り、発信した内容が表示されなくなっていく仕組みになっているため、こちらも気の抜けたコンテンツを発信し続けていると誰も見向きをしてもらえないコミュニティーとなってしまいがちです。

このような中でTwitterのマーケティング活用の強みとしては、
・いくらフォロワーが増えても保持、発信にコストがかからない
・発信する内容に応じてフォロワーがRTしてくれることで、リーチ出来る幅が広がる(バズる)
・発信内容は比較的自由。

その上で、様々なシステムと組み合わせることでキャンペーン等の実施も容易にできます。

Twitterのフォロー&リツイートキャンペーン

Twitterのキャンペーン手法として、最もポピュラーなものがフォロー&リツイートキャンペーンです。キャンペーン内容の書かれたツイートを見たユーザーが、公式アカウントをフォローし、そのツイートをリツイートするだけで、キャンペーン応募が完了するものです。

詳しくは、「フォローアンドリツイート(RT)キャンペーンとは」にありますが、この手法により商品のプロモーションを行いながら、加えてフォロワーを獲得することができます。

Twitter広告で出来ること

Twitter広告を配信することで、ユーザーのタイムラインに他のツイートと同じように強制的に表示させることができます。フォロー&リツイートキャンペーンの案内を記したツイートなど、開設直後といった充分なフォロワーがついていない場合などはTwitter広告を活用します。

自社の顧客や、ホームページへアクセスした人などへの配信や、確実とまでは言えないまでも推測される居住地や年代、性別、(ツイート内容から推測される)趣味関心などを指定することができます。

キャンペーン後のTwitter運用

TwitterをはじめとするSNSの強みは、キャンペーン実施後にフォロワー数という形で残ることにあります。例えば大掛かりなキャンペーンを実施しフォロワー数が100人から20,000人に増えたとなれば、それまで100人のために準備していたコンテンツ作成と同じコストで20,000人へ配信することが出来るようになります。

企業の公式アカウントというとシャープ株式会社の、シャープさんが有名ですが、誰が見ても高度なコミュニケーション能力をもった担当者が運用していることが分かります。果たして自社にそこまでの人材がいるだろうか、また、何か失言などを通じて炎上騒ぎになるリスクなども考えると、企業としてTwitter運用におよび腰になることもあるかと思います。

それでも、自社メディアとしてプレスリリース先くらいのイメージで新商品の紹介など、当たり障りのない内容からゆるやかにコミュニケーションツールとして活用されてはいかがでしょうか。

フォロワー数が積み上がることで、どんどんと次回以降のキャンペーンの広告費用の削減にもつながります。費用対効果をみながら、段々とコンテンツの質を高めていくことで企業イメージや商品力の向上も期待できます。

TwitterからYouTubeへ

とはいえ、SNSをはじめとする向こう側(ユーザー)は真面目に情報を伝えても見てくれる人は少ないでしょう。人を引きつけ、シェアしたくなるコンテンツとして発信することが求められています。Twitterの発信力を漫画やアニメのキャラクターで付けることも検討みてみてください。

もしくは、漫画やアニメといったキャラクターやタレントなどを使ったコンテンツ化されたホームページやYouTube動画を用意した際にも、そこへ送客する装置としてTwitterはきっと力になってくれることでしょう。

これからTwitter活用を考えている方、すでにアカウントはあるけれどどうしたら盛り上げていけるか検討している方、株式会社ジガーでは一緒にアイデア出しから実施、運用までのお手伝いをいたします。右メニューの「お問合せ」よりご相談ください。

この記事を書いた人

高澤 邦彦
株式会社ジガー 代表取締役。漫画制作プロデューサーとして、企業や団体の漫画を使ったマーケティング活動の支援を行っている。